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スタッフ自身が通院したい歯科医院 ほりぐち歯科  荏原町&矢口渡


  

成人の叢生治療 その2

 歯の大きさに対してあごが小さく、口元が出てしまう症例。歯並びの凸凹が強く、歯磨きを十分に行うことができません。噛み合わせに重要な犬歯が全く咬み合わない状態になっています。基本的に抜歯を避ける方向で治療方針を考えますが、本症例ではやむを得ず第一小臼歯を上下左右4本抜歯して、矯正治療を行いました。

術前、術後の比較
術前    術後
     
 術前では口元の突出感がありますが、術後では口元がスッキリしています。唇の形もとてもキレイになりました。歯並びの凸凹がなくなり陰になって黒く見える歯もなくなりました。
     
     
歯を抜くことになりましたが、前歯も奥歯も整然と並び、バランスよく噛める状態になっています。凸凹のない歯並びでは、歯磨きがとても簡単になります。  

術前、術中、術後の変化
術前     
     
治療中       
犬歯の後ろにある、第一小臼歯を上下左右4本抜歯を行い、抜いた歯のスペース(白矢印のスペース)に犬歯を緑矢印の方向に移動させます。また、上下のかみ合わせが反対になっている前歯のかみ合わせも同時に改善させます。
術後      
     
小臼歯を抜いた場所に犬歯がキレイに移動しました。上下の歯もしっかり噛める状態になっています。
※漂白治療も行ったため、歯の色も白くなっています。