成人の反対咬合症例です。反対咬合では、前歯が噛む力を受け止めないので、噛む力はすべて奥歯で受け止めることになります。経年的に、奥歯ばかりを痛めてしまい。奥歯から失ってしまいます。反対咬合の患者さんが奥歯を失うことになると、噛めない前歯だけが残り、入れ歯も満足に入らない状態になってしまいます。
![]() |
人生のできるだけ早いうちに、正常な前歯の咬み合わせに戻すことで、全部の歯がバランスよく噛む力を受け止めるようにして、歯の寿命を延ばすことができます。また、正常な前歯の咬み合わせになると、いわゆる「しゃくれた顔貌」が改善されます。口を閉じた状態での口元を術前・術後で比較すると、術前では口元がしゃくれ、唇が“への字”になっていましたが、術後は口元がスッキリとして笑顔と唇のラインがとても綺麗に改善しました。
治 療前 |
![]() |
|||
![]() |
![]() |
![]() |
||
治療中 | ![]() |
![]() |
![]() |
|
上下の歯にワイヤーを装着し、ゴムをかけることで反対咬合を治療します。 | ||||
治療後 | ![]() |
|||
![]() |
![]() |
![]() |
||
歯並びがキレイニなり、全部の歯でしっかり噛めるようになっています。とくに、歯並びの凸凹がなくなり歯磨きがしやすい環境になったことで、今後の虫歯や歯周病の管理がしやすくなりました。 歯を出してのフルスマイルがとても綺麗になりました。唇のラインもとても自然です。 |